【「個別の指導計画」活用のポイント】#個別の指導計画 #特別支援学級 # 授業のユニバーサルデザイン #0402

櫻田武です。
新学習指導要領から、特別支援学級の児童生徒や通級による指導を受ける児童について、個別の教育支援計画や個別の指導計画の作成を行うことになりました。
今日は、指導主事時代の研修会で、先生方から書いていただいた「個別の指導計画」活用のポイントをお知らせします。
(参加者全員の活用アイディアから)
1 目標-評価
・1時間の日々の指導計画の中に、個別の指導計画の児童の目標を記入する形式に変更する。
・通知表にリンクさせる。
・誰もが評価できる具体的な目標にする(NGワードを使わない)
・将来のアプローチについて記載する。
・補聴器やFMマイクの使用に関して記載する。
・内容のポイントを絞る。
・具体的なねらい(目標)→達成→次の目標→達成・・・・
・臨機応変に指導内容を変更する。
・事前に目標を児童・保護者に理解してもらう。担任だけの目標にしない。
・目標を多くしない。
・担任の独りよがりの膨大な細かい指導計画にしない。
・誰が見ても観察可能で、誰が見ても同じような評価ができる目標にする。
・○×で評価できる目標にする。
・せめて月ごとに個別の指導計画を見直す。
・個別の指導計画を記録用紙として活用する。評価を気付いたときにすぐ入力する。
・評価欄に◎○△を毎日つけていく。
・交流の先生の自由な発想も生かす。
・指導案と通知表と個別の指導計画をリンクさせる。
・個別の指導計画の評価を生徒理解の意味から見ていただく。
・家庭と協力する内容にマークを入れ、見やすくする。
・児童の重点目標だけを短期目標にする。
・交流での目標は、交流学級の先生も交えて目標を立てる。
・「たぶんできるだろう」という子どもへの思い込みをなくして目標を立てる。そのちょっと前の目標を立ててみる。
・具体的な行動目標にする。「~する」「~と言う」「~を選ぶ」「~と書く」
・具体的な基準を書く。「○分間に何回」「○以内」「○割以上」「○枚やる」
・だれでも見やすい形式にする。
・他校の先生と連絡を取り合う。
2 場所
・すぐ取り出せる場所に置く。
・誰でもすぐ見られる場所に置く。
・目に付く場所に置く。
・ファイルにして保存する。
3 場面
・保護者面談資料に使う。
・保護者との連携ツールとして使う。
・各教科担当の先生との連携ツールとして使う。
・引き継ぎ資料に生かす。
・週案作成時に使用する。
・全職員に印刷配布する。
・交流学級の先生にも配布する。
・保護者に配布する。
・記録を活用する。
・作成の段階から保護者・交流の先生・支援員の先生を巻き込む。
・各授業の記録ファイルを作り、個別の指導計画を張る。教科担任が変わるごとに担当の先生に回す。
今日もありがとうございました。
それでは、、また。
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・【人もウィルスも制御できぬ自然】福岡伸一
https://sakuradasite.wordpress.com/2020/06/21/
・「バカの壁」養老孟司
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・「子育ての大誤解」新版(下)ー重要なのは親じゃない(ハヤカワ文庫NF)
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