櫻田武です。
授業で大事なのは「ゆさぶり」とよく言われます。
では、どうやってゆさぶればよいのでしょうか。
高橋達哉先生は国語授業での「もしも発問」を提唱しています。
それは、「もしも・・・だったら?」と実際の文章とは異なる場合を「仮定する発問」のことです。
ご紹介します。
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1 「ある」ものを「ない」と仮定する
もしも、○がなかったとしたら・・・? 「あることの意義」への気付き
2 「ない」ものを「ある」と仮定する
もしも、○があったとしたら・・・? 「ないことへの意義」への発見
3 別のものを仮定する
もしも、○が△だったとしたら・・・? 「○であることの意義」への気付き
4 入れ替えを仮定する
もしも、○と△が入れ替わっていたとしたら・・・? 「元の配列の意義」の発見
5 解釈を仮定する
もしも、○と考えたとしたら・・・? おかしな解釈を提示して、その解釈の問題点への気付き
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いろいろな場面で使えそうですね。
どんな場面で使ったか、そして子供たちの反応や理解についてどうだったか、メンバーで共有できたら面白そうですね。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
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櫻田の推し本
「学問には型がある〜基礎からわかる 論文の書き方 (講談社現代新書)」
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