【ウィスク検査】#WISCⅣ #下位検査 #知能検査 #0326

櫻田武です。
通常学級においても支援の必要な子に知能検査をする機会が増えてきました。
そこでウィスク検査の下位検査の内容がどのような能力を表しているのかについて説明します。
1言語理解
①語彙力
②言葉による説明力
③言葉で考える力(推理力)
④常識的な社会的知識
⑤教科的・図鑑的な知識
2知覚推理
①非言語(視覚)の理解力や表出
②非言語で考え推理する力や応用力
③直感的推理・思考
(文章題、応用問題に関係)
④ 視空間能力(図形認知、描画、漢字書字、片付け等に関係)
3ワーキングメモリー
①聴覚的ワーキングメモリー(記憶力・指示記憶・暗算暗唱等)
②注意力・集中力
③音読・文字想起・綴り・読解
*ワーキングメモリー
情報を一時記憶したり、長期に記憶したり、貯蔵している情報の記憶を目的に応じて取り出し実行したり。「情報処理」と「記憶の取り出し」と「行動」を結びつけることに必要な働き。
4処理速度
①作業の早さ、要領の良さ、段取りの良さ
②注意・集中・意欲の持続
③筆記技能(文字を書く等)
④視覚的ワーキングメモリー(視覚的な記憶力)
支援の必要な子供の強みを生かしてあげてください。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
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この本、とてもおもしろかったです。
元気出ます。
・「はずれ者が進化をつくる」稲垣栄洋