
【カリスマ教師】 #わかる #できる #楽しい #特別支援教育 #授業のユニバーサルデザイン #あきたUD #教育専門監 #カリスマ教師 #日本授業UD学会あきた支部 ##
櫻田武です。
その昔、授業が面白いということで「カリスマ教師」と呼ばれたことがあります。
「櫻田先生のクラスになりたい」
「櫻田先生に教えてもらいたい」
子どもたちや保護者に言われたことがあります。
教え子たちが中学校に入学して、よく小学校に遊びに来ました。
「中学校の勉強は楽しくない」
そうやって愚痴をこぼして帰っていきました。
(中学校の先生は一体何をやっているんだ)
中学校の先生に対する怒りの気持ちや呆れる気持ちが正直ありました。
教え子たちが高校に入学して、そしてまた小学校に遊びに来ました。
「高校はつまらない。」
何人かがそうやって愚痴をこぼしていきました。
何人かがせっかく入った高校をやめました。
今の私は、あの高校をやめた教え子たちへの後悔の念があります。
全然「カリスマ教師」じゃありません。
「本当の‟学ぶ楽しさ””」を教えていただろうかと思うからです。
あの子供たちは、学ぶ楽しさは、先生が与えてくれると思っていたのではないでしょうか。
だから、先生が自分に合わなければ、授業は楽しくない。
だから、私のめざす授業のキャッチフレーズは、「みんなでわかって、みんなができて、みんなHAPPY」になりました。
「楽しく、わかる、できる」という順番ではないのです。
友達同士でもわかって、できたから楽しいという授業を目指しています。
それを目指して友達と力を合わせたことが楽しいという授業を目指しています。
教師は、できるだけ授業を楽しくするように、分かりやすくするように、みんなができるように、教材研究や指導法を研究します。
でもそれは、一方で「受動的学習者」を生んでしまうことにもなります。
わかって、できて、みんなと力を合わせて全員ができることを目指すことの楽しさに、子供たち自身が気づいたら、学ぶことはやめないと思います。
まして、学校はやめないと思います。
日本授業UD学会あきた支部は「自分が大好き、友達が大好き、学校が大好き、先生が大好き」の子どもにしたいと考えています。
今日も最後までありがとうございました。
それでは、また。
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「もしも病気が治ったら、何がしたい?」
「さくさん、決まってるべ。授業に決まってるべ。」
どの子もわかる、できる授業デザインを一緒に考えてくれた、後輩の算数・数学の巨人、教育専門監(スーパーティーチャー)たむちゃんが、ガンと闘いながら、見舞いに行った病室で話してくれたことです。
「授業ができる」ことは、本当に幸せなことなんですよ(笑)
今日もありがとうございました。
それでは、また。
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