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執筆者の写真Takeshi Sakurada

【ノウフー】#ノウフー #あきたUD  #授業のユニバーサルデザイン #日本授業UD学会あきた支部 #特別支援教育 #SDGs #1027


櫻田武です。 

 

私は、以前から、授業のユニバーサルデザインの肝の一つは「めあて」であり、めあての焦点化として、「What」「How」「Why」の3つのめあての型について、発信しています。 

 

自分の問題や課題について、この3つの型に当てはめて考えてみると、授業のめあて以外にも思考が整理されます。 

 

たとえば、「職場のコミュニケーションをよくするにはどうすればよいのでしょうか?」 

 

これは、3つの課題のうちの「How」になりますね。 

 

「ノウハウ」の次元で物事を考えています。 

 

すぐに答えが出なかったら、3つの型の別の型に当てはめてみるわけです。 

 

What型にして、「職場のコミュニケーションをよくするには、何をすればよいのか?」 

 

Why型にして、「職場のコミュニケーションをよくするのは、なぜか?」 

「なぜ、職場のコミュニケーションをよくするのか?」 

 

という具合にです。 

 

問題や課題づくりは、「どのようにすればよいのか」という文末が簡単なので多くなりがちです。 

 

その時には、3つの問いの型を思い出してください。 

 

ちなみに、Why型、「ノウホワイ」には意義や使命も含まれますから、次元の高い「深い」思考になると思われます。 

 

さらに、現代では特に必要とされるのは、「ノウフ―」のWho型です。 

 

自分で答えが出ない時には、「だれがそれに関する知識や技能をもっているのか」を知っていることが大事です。 

 

いわゆる「外部脳を使う」ということです。 

 

「コミュニケーションをよくするための知識・技能をもっているのは、誰か?」 

 

私の授業UDのもう一つの肝がここにあります。 

 

毎日の授業の中で、教室を立ち歩く自由な「学び合い」をすることを通して、「ノウフ―」の力を高めているということです。 

 

興味がある方は、私の授業の学び合いの様子を見てください。 

 

コロナがなければ、飛び込み授業をお見せできるのですが、残念です。 

 

それでは、また。 


今日もありがとうございました。


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櫻田の推し本


イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」


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