櫻田武です。
子供主体の学習、学校生活のための教師の支援には、フィードバックが大切です。
スタンフォード大学オンラインハイスクール校長の星先生によると、
フィードバックには、3つのコツがあるといいます。
1 客観的な基準にすがらず、自分個人としての率直な気持ちを伝える
相手の行動が私にどんな結果をもたらし、自分がどんな気持ちになったかを具体的に伝える。
×あの行動はまずかった
→
○あの時私は気まずかった
×返事は早く出すべきだ
→
○返事が何日もなかったので、私は心配になった
2 「私なら〜すると思うけどどう思う?」で相手を尊重する
相手がすべきことを伝えるより、自分ならどうするかを言って、相手の考えを促す。
自分の評価、解決法の押し付けではなく、自分の考えを伝え、相手に主体的に決定させる。
3 具体例で指摘する
よいパフォーマンスには、何がよかったかをすぐに具体的に伝える。
基準を伝えるのではなく、パフォーマンスそのものを指摘し、よかったこと、そしてなぜよかったのかを伝える。
×あの発言はよかった
→
○「〜の言い方がよかった。どうやって考えついたのですか?」
具体的な行動の、どこがどういいのかをイメージさせる。
こうやって見てみますと、相手がどうなのかではなく、私がこう思うというメッセージ、つまり「I(アイ)メッセージ」でフィードバックすることが大切だということが分かりますね。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
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※各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する参考資料
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*櫻田オススメの本
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知っているか、知っていないかだけで差がつく!
最高のグローバルスキル「生き抜く力」の磨き方
スタンフォード大学オンラインハイスクール校長の本。
ぜひ、読んでみてください。
子供たちにも教えたい内容です。
スタンフォード式生き抜く力 星 友啓 (著)
・坂の上の坂ー30代から初めておきたい55のことー
藤原和博
・時間投資思考ー時間が増えれば人生が変わるーロリー・バーデン
・脳科学マーケティング100の心理技術ーロジャー・ドゥーリー
・記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス) (日本語) 新書 – 池谷 裕二 (著)
・「ニュータイプの時代」山口周 〜「正解を出す力」に、もはや価値はない!〜
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