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【ユニバーサルデザイン】#あきたUD #日本授業UD学会あきた支部 #ユニバーサルデザイン  #バリアフリー #特別支援教育 #0614

執筆者の写真: Takeshi SakuradaTakeshi Sakurada



櫻田武です。

指導主事時代に、とある小学校から教育相談を受けたことがあります。


2年生の1クラスに5人の発達障害が疑われる児童がいて大変だという担任の先生の訴えを受けて、校長先生から依頼を受けたものです。

「課題解決セミナー」でお話しした、私からのアイディア5つを1つずつ書きたいと思います。

今日は3つ目です。

3 ユニバーサルデザインの支援 

・指示情報は、まずは、一度に2つまでとする。「くれよんを/図工ぶくろに入れ/廊下に/立ちなさい。(4つの情報)」1年生で100%は無理と言われている。(西岡:大阪医科大学LDセンター)

・指示は、全員の口を閉じさせて、注目させてから行う。

・視覚的にも情報提供する。

→行動手順をナンバリングして板書する。

例 体育着への着替え場面。

1体育袋を机の上に上げる。 

2体育着を机の上に出す。 

3服をイスの上に脱ぐ。 

4体育着に着替える。 

3服をたたむ。 

4服を体育袋に入れる。 

5体育袋を生活科ルームにかける。 

6着替えのできていないお友達を手伝う。 


7全員がイスに座る。できあがり! 

→ラミネートカードにしておけば、何回も使用可能。

先生は、支援の必要な子の側で支援もできる。

注意も減って楽ができる。

ご褒美も与える。

時間を計って、ゲームにもできる。)

→1人のお友達に実際にやってもらう。(SSTのモデリング:支援の必要な児童を代表にしてもよい。大いに褒めることができる。)

・視覚的な短期記憶は、聴覚記憶に妨害されるので注意。(濱田)

・優秀な女子児童にお手伝いしてもらう。(三密を避けながら)

・③児童に①児童への支援をお手伝いしてもらう。(三密を避けながら)

※学習の支援も同じです。

特に、1時間の構成や単元の構成を子どもたちに伝える事が効果的ですね。

ポイントは、「なぜ」この学習をするのか、「なに」が身に付けばいいのか、「どのように」学習していけばいいのか。

ユニバーサルデザインの支援って、先生が楽するための支援でもあると思います。

どうやったら、楽チンになるか、時間持ちになれるのか、考えてみてくださいね。

それでは、また。

今日もありがとうございました。







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