
櫻田武です。
ユニバーサルデザインの授業づくりに大切なのは、子供の特性を変えることではなく「環境の整備」です。
環境には、「人」も入っています。
ということで、今回は、「人的環境整備2」をお届けします。
○注意、集中しやすいような人的環境整備のチェックポイント2
□子どもの集中が続くよう授業中に子どもが頑張っている時に個別にほめたり声かけをしたりしているか
□指示の内容が理解できない場面や、話合いの場面などその子が参加困難な場合に個別的な声かけや支援がなされているか
□個別の指示や支援において文字や絵や写真など視覚的に伝えるような工夫がなされているか
□授業の終わりごとに机上に何も置いていない状態になっているよう指示しているか
□定期的に机の中を点検させているか
□叱ったり注意したりするだけでなく、困った行動の代わりとなる適切な行動(どうすればよいか)を子どもに分かりやすく説明したり指導したりしているか
□教師の子どもへの叱り方や注意のしかたがその子の自尊心を過剰に傷つけたり被害的にならせていないか (井上2007を参考に)
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支援の必要な児童の顔を思い出しながら、チェックしてみてください。
このメールをお読みの皆さんは、もちろん私と同じ考えだと思います。
それは、「子供ができないのは教師の責任」「子供のせいにしない。」ということ。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
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