櫻田武です。
脳科学的には「人間とは、『記憶』と『ことば』である」と言われることがあります。
定義づけや意味づけは、まさにこの「ことば」に当たります。
この「ことば」が実際の行動や思考に大きな影響を与えています。
だからこそ、定義づけや意味づけといった「ことば」を言語化しておくことが大切なのです。
研究主任として、1年間を通して算数の授業だけを学年をまたいで指導していたことがあり、その時に気付いたことがありました。
「算数は、いちいち定義付けする」ということです。
三角なんて、3歳の子でも分かります。
これは、三角形と三角形でないものを分けるためです。
分けられる=「分かる」ということだからです。
算数では、そうやって論理の力をつけていくというわけです。
今日もありがとうございました。
それでは、また。
>>>>>
「UDラジオ」
UDラジオ#1【支援の必要な子を置いてけぼりにしない授業は?】
UDラジオ#2【全員に効果的な手立ては?】
UDラジオ#3 【「丁寧な説明と指示」「必要最低限の情報」のバランスがとれない】
UDラジオ#4【上位の子への対応は?】
UDラジオ#5【授業UDの例を知りたい】
UDラジオ#6【UDの教室環境は?】
UDラジオ#7【聴覚過敏の子供への配慮は?】
UDラジオ#8【支援の必要な児童がいると思って環境整備をする?】
UDラジオ#9【子供の学びにくさをどのように察知するとよいのか?】
UDラジオ#10【ASD傾向の子の周囲の子への言葉がけは?】
UDラジオ#12【支援をしても無気力・さわぐ子への対応は?】
UDラジオ# 13 【学習に集中できない子供】
UDラジオ#14【整理整頓が苦手な子供】
UDラジオ#15 【独り言を言ったり、歌を口ずさんだりしたり、物音を出したりする子供】
UDラジオ#16【文字を書くことには興味を示さないが、話すことは得意な子への配慮】
UDラジオ#17【善悪の判断がとてもあいまいな子供への支援は?】
UDラジオ#18【話を聞いていない子供への支援は?】
UDラジオ#19【反抗的な子供への対応は?】
UDラジオ#20【個別の配慮を要する子供が複数いる場合は?】
UDラジオ#21【UDは全体に見通しを持たせた後の個別対応?】
Comments