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【兄弟構成と性格】#兄弟構成と性格 #ウィズコロナ #あきたUD #授業のユニバーサルデザイン #日本授業UD学会あきた支部 #特別支援教育 #SDGs #0820


櫻田武です。

「兄弟構成で性格が決まる」と言っている人は、周りにいませんか?

彼らの理論は、こんな感じです。

第一子(一番上の子ども)の性格:

・責任感が強い

・性格がきつい

・甘えるのが苦手

中間子(上と下に兄弟がいる子ども)の性格:

・世渡り上手

・要領がいい

・人付き合いがうまい

末子(末っ子)の性格:

・甘え上手

・年上の人を転がすのがうまい

・寂しがり屋

私は聞いたことがありますが、皆さんはどうですか?

しかし、「兄弟構成で性格が決まる」という理論は、間違っていることがデータで証明されています。

この件で有名なのは、スイス人研究者で、セシル・エルンストとジュール・アングストによる粘り強い研究です。

彼らは1946年から1980年までの研究のうち、手に入るものすべてを分析しました。

また、スイスはチューリッヒ在住の7,582名もの大学生の被験者に対して、自分たちでも性格テストをおこないました。

その結果わかったことは、性格において、第一子と第二子の間には統計的に有意な差がなかったということです。

お分かりでしょうか。

「この人は第一子だから、こんな性格だろう」と考えることは、血液型占いと同じで、インチキ理論だということですね。

ということで、この兄弟理論をいかにも正しいというようにお話ししている人は、そのレベルの人である可能性が高いということです。

もしも、自分自身がその呪縛に囚われていた人は、今ここで呪縛から自由になってください。(笑)

それでは、また。

今日もありがとうございました。

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ぜひ読んでみてください。

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