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【授業を止める】

櫻田武です。


授業UD学会全国大会のフォーラムで、「授業を止める」ことについて話題になっていました。


ついつい教師側のシナリオどおりに「授業をうまく流す」ことを考えてしまいがちですが、実は授業を止める技術が、「主体的・対話的で深い学び」に大きく関わっていることは、あなたも気づいていることと思います。


平野先生は、「止めるという覚悟が必要」とお話しになっていました。


教師が止めるとその後どうなるか、もしかしたらねらいとずれていってしまうかもしれないという怖さがありますよね。


それでも止める、立ち止まる。


止めて、授業の構えを作る。


平野先生は「時間差」「知識・技能の差」があったときに授業を止める、のだそうです。


高倉先生は、「授業のストップモーション」とお話しになっていました。「あれ、どうしてそんな顔してんの?」「何を考えてたの?」と、授業を止めるということでした。


桂先生は、「目的があったとき止める」「ズレがあったとき止める」そうです。「理解のズレがあったとき」「課題の共有のズレ」。


また、「もう一回繰り返すのも止めること」「間をあけるのも止めること」とお話しになっていました。


算数では、「誤答を生かす」という表現がよく使われますが、これも「止める」に関わっていると思います。


京都大学の石井先生が、「『そんなの知ってるよ!』から授業を初めて、そこにあえて『え?』を生むしかけをすることで、主体的・対話的で深い学びに引き込む」というようなことを話していました。これも「止める」に関わっていると思います。


UDの授業、多様な学びを考える際には、もちろん「どこで止まってしまうのか」を想像することも大切ですが、深い学びのための単元づくりや授業づくりのストーリーには、どこで「止める」かを考えることも大切ですね。


それらを、「子どもに聞く」という姿勢も大事です。


それでは、また。












 
 
 

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