櫻田武です。
国士舘大学教授で、元文科相視学官で、秋田県学力向上フォーラムの講演講師、澤井陽介先生が、講演の中で、「授業公開研究会で○○先生の授業から特に若い先生に学んでほしいこと」について次のように述べていました。
1子供一人一人をよく見ていること
2大事な場面で褒めていること
3笑顔が多いこと
4指示が明確なこと
5発言をよく聞き受け止め(理解し)→板書で整理すること
6難しい用語は必ず説明を加えていること
7資料を丁寧に読み取らせていること
8ノート指導、書かせる指導を徹底していること
9板書に「思考→理解」の学習展開が意図されていること(本時の問いに対する結論が書かれていること)
10子供全員参加の授業を作ろうとしていること
つまりは、上記のような意識をもって、授業をしてくださいというメッセージだと思います。
ちなみに、45分間しかない授業中、先生が子供一人一人をよく見るためには、先生が個別指導の時間をたっぷりとったら不可能です。
さてどうするかということなのですが、それは、子どもたち同士学び合わせたらいいということです。
先生はその様子をよく見るということですね。
コロナ禍でも学び合うことはできると思います。
そして、学び合う必要がある学習課題にしていくということも重要です。
オンライン授業がどんどん普通になってきています。
学校で学ぶ意味は、「友達とリアルに学ぶ」「仲間を作るために学ぶ」ことです。
せっかく学校に来ているのに会話もしないのは、学校にいる意味がないですよね。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
>>>>>
「学校で困っている子どもへの支援と指導」 日戸由刈 他 学苑社
国立特別支援教育総合研究所でお世話になった、笹森先生のご推薦とあれば、買うしかないでしょうw。
Comments