親切な行為や道徳的に善い行いをすると、「それはめぐりめぐって返ってくる」と考える人もいれば、「返ってこないから労力やお金を損するだけ」と考える人もいます。
気前のいい人はたぶん、「返ってくると考える人」で、ケチな人は「返ってこないと考える人」なんだと思います。
ビジネス師匠に実際のところどうなのか聞いてみると、「私の人生経験からすると何倍にもなって返ってきている」と答えました。
「でも、返ってくるまでには時間がかかることが多いし、100人に親切にしたとして私にお返ししてくれるのは10人以下だったりする」とも言いました。
「ただ、その10人のお返しがとてつもなく大きかったりするので、トータルでは何倍にもなっている」とのことです。
というわけで、余裕をもって長いこと待っているのが今の所の正解でしょうか。
短期間で見たり、個別にみたりすると返ってこないことの方が多いというのも正解なのでしょう。
どこにフォーカスするかで、答えは変わってくるだろうけれど、たくさん親切にして待っていれば、返ってくると信じて生きようと思います。
例えリターンがなかったとしても、別にいいやって感じで、余裕に生きたいです。
何年か前、キンコン西野さんの講演で、ホームレスの木谷さんの話が出てきました。
ホームレスだけど、周りに親切にしまくることで、リターンをいただいて、体重が増えて、好きなところにも出かけて、結婚もしたという(笑)。
ビジネスの世界では、チラシ100枚配って、レスポンスが3枚あればいい方である、という話があります。
特に教職員は、100個話したら100個リターンがなければダメ、みたいなことを子供たちや周りに求めている気がします。
「正しいところに花は咲かない」んだけどねw。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
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