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執筆者の写真Takeshi Sakurada

【気になる子への理解と対応】#特別支援教育 #自閉症 #授業のユニバーサルデザイン #0222


【気になる子への理解と対応】#特別支援教育 #自閉症 #授業のユニバーサルデザイン #0222


櫻田武です。


特別支援教育の本格実施から10年以上経つのに、「自分は特別支援教育の専門ではないから発達障害のことは分からない」という先生がいます。


しかし、「通常の学級に在籍する発達障害の可能性がある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」(文部科学省2012)によれば、小中学校の通常学級在籍者のうち、知的遅れのない発達障害の可能性がある児童生徒の総数の占める割合は約6.5%であり、義務教育段階における特別支援教育対象の児童生徒は約9.2%もいるのです。


「息子の障がいについて理解してもらえない先生が多かったことがいちばん辛かった。障がい児教育が専門ではない先生方に多くの指導を求めていたわけではない。ただ息子を理解してほしかった。」(義務教育9年間を通常学級で過ごしたアスペルガー生徒の母の声)


「教育を行う者が、教育を行う子どもについて無知のまま教壇に立つことは、子どもに失礼極まりない」(杉山登志郎2005「アスペルガー症候群と高機能自閉症」学研)


「特別支援教育において、今や自閉症は、生徒の半分を占める最も大きなグループである。このことを考えてみれば、自閉症の世界を知らないでどうして教壇に立つことが許されるであろう」(杉山登志郎2005「アスペルガー症候群と高機能自閉症」学研)


時代は今、全ての教師に対し、『気になる子』への理解と対応を求めているという意識を強くもつことが必要だと思います。


こう書くと「やらなくちゃいけない」というやらされ感が強くなるかもしれませんが、特別支援教育は何から入っても面白過ぎます。


そして、その勉強は、すべてのことに繋がります。


なぜかと言いますと、特別支援教育に関する学びは、人間理解の学びだからです。


今日も最後までお読みくださりありがとうございました。


それでは、また。

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