櫻田武です。
WHO(世界保健機構)のICF(国際生活機能分類)の考えは、「障害=特性×環境」です。
特性そのものが障害そのものではなく、環境の整備によって、障害は軽減される、あるいはなくなるとまで言っている方もいます。
では、環境とは何でしょうか。
環境は主に下の4つです。
1物理的な環境
2制度的な環境
3情報的な環境
4精神的な環境
この4つは、1995年(平成7年)に障害者白書において、取り除く「4つのバリア」として既に示されているものです。
学校生活に照らして、更に具体的にしてみると、整備するのはどんな環境になるでしょうか。
1物理的な環境…教室環境
2制度的な環境…やくそく、ルール
3情報的な環境…見える、聞こえる、読める、分かる
4精神的な環境…認められる、安心できる、落ち着きのある、人間関係
という感じでしょうか。
これをクラスの子供達の実態に合わせて事前に整備することが、つまりは、「ユニバーサルデザインの授業づくり」ということですね。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
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授業のユニバーサルデザイン 櫻田武
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