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【秋田大学教職大学院講義感想5】#秋田大学教職大学院講義感想 #あきたUD #授業のユニバーサルデザイン #日本授業UD学会あきた支部 #特別支援教育 #SDGs #0815


櫻田武です。

先日の秋田大学教職大学院での講義、「授業のユニバーサルデザインWith Zoom」での生徒さんたちの感想と私のコメント5です。

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ユニバーサルデザインの本質が,特別な支援を要する子どもへの方策に限らず,よりよく教育をするための方策の実現であることを学んだ。

私が質問で述べたあいまいな言葉については,これは障害がない子どもをも十分混乱させるものだと思う。


めあて? まとめ? つかむ? 練り合う? 深める? 料理する? 秘密を探る? 王国を作る? 博士になる? 名人になる? 落ちる…

教育界には歯の浮くような曖昧な言葉が多い。

また,子どもの立場で一番目にする曖昧な言葉は「どんな」「どのように」ではないだろうか。


こうした言葉遣いを具体化することはUDでなくとも教師として必要なことだと思った。

また,残り時間を量として見られる時計,ノートのパターン化など,UDの理念は特別支援教育ではなく全ての教育に生かされるべきものが多いと感じた。

私は「障害を抱える生徒への支援を適切を行うための手法は何か」という問いと,ユニバーサルデザインが決定されるまでの動きが知りたいという目標をもってこの授業に臨んだ。

問いの答えは指示の焦点化であり,動きは思いやりの具現化だということを学んだ。

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>>>>>>>>> 今日はありがとうございました。

視覚化が進んでいるとはいえ、やはり教育は「ことば」が重要すぎるほど重要だと思います。

あえてひらがなで「ことば」と書いたのは、言葉だけでない非言語の「ことば」も含まれるからです。

ぜひ、「言葉」の曖昧さに気を付けると共に、その言葉を使うときの表情やタイミング、トーン等にも意味があることに気を付けてもらえると、さらにユニバーサルデザインの授業づくりに深みが出ると思います。

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ユニバーサルデザインを取り入れるということで,所属校では全校で,教室の全面をなるべくシンプルにしたり,学習過程があらかじめ分かるようにカードで流れを示したり(課,問,予など),見開きノートと板書を整合させたりしていました。

しかし,それが正解なのか,児童に問うということはなかったので,大変勉強になりました。

児童にとってのバリアが本当にそこなのかも,意識する必要があると感じました。

「焦点化」は絞ることだと認識していましたが,分けた上で絞ると考えていいのかなと思いました。

「めあて」は「行動めあて」と認識していて,「課題」を解決して「まとめ」に向かうと考えていましたので,2ステップめあてのところをもう少し聞きたかったと思いました。 

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今日はありがとうございました。

「めあて」と「まとめ」については、いろいろな考えがあると思いますので、それぞれの学校でぜひお仲間と研究を進めていただきたいと思います。

これまで自分の授業も含めて、私が触れた授業のほとんどの「めあて」が、あいまいなものでした。

それは、「問題」とかぶっているものもありましたし、教師側なのか子ども側なのかよくわからないものもありました。

私は「課題」の中に行動は含めていませんが、「行動できないことを行動できるようになる」という課題もあると思います。

今日お話しさせていただいたのは、ユニバーサルデザインの授業づくりとしてわたくしが研究してきた中でのご提案ですので、先生ご自身の問いを大切にしながら、考え続けていってくだされば幸いです。


私が目指しているのは、「子ども主体」ということと、「ゴールが分かる」ということと、そしてできるだけ「アウトプット」を入れるということです。

アウトプットは思考力を高めることが知られているからです。

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今日はありがとうございました。

とても勉強になりました。

現場に戻ったときに、役立てたいという思いでこの授業を受けています。

子どもたちの困り感を感じ取ることのできる目を養っていきたいです。

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今日はありがとうございました。

今日のわたくしのお話も、結局は、子供を見る目を養うためのものだと思います。

今日はUDのお話でしたが、その気になれば、というか意識すれば、あらゆる人のあらゆるお話で子供を見る目を養うことができると思います。

ぜひ、意識を高めていただければ、幸いです。

それでは、また。

今日もありがとうございました。

*このVはかなり勉強になりました。

「たった一度の人生を変える勉強をしよう~藤原和博氏」

https://youtu.be/9VSx2PkoiEw

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