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執筆者の写真Takeshi Sakurada

【算数が苦手です2】#算数が苦手です #あきたUD #授業のユニバーサルデザイン #日本授業UD学会あきた支部 #特別支援教育 #SDGs #0730


櫻田武です。


「算数が苦手です。」と結構聞くんですけど、そんな苦手な子供でも毎日何気なく生活する上で算数しています。


その時に「お、算数しているね」「これも算数なんだよね」と「算数」をその子に身近にしてあげるとよいのではないかと思います。


というわけで、算数に苦手意識のある子の場合、生活の中で数を使った経験をたくさんさせてあげることが大切です。


今日は、小学校3年生以上の子向けのアイディアです。

小学校3年生になると分数が出てきます。


最近は、2年生の後半には分数が登場します。

分数が出てきた途端に算数が苦手になってしまう子も多いと思います。

「2分の1と4分の1、8分の1では、どれが一番大きいかな?」の問いになかなか答えられません。

ところが、ケーキを等分したものを見せると『2分の1』の方が『8分の1』より大きいことが分かります。

分数で、つまずいているようでしたら、ピザや、ケーキを切る時に子供に切り分けてもらいましょう。

ケーキが目の前で、2等分、4等分、8等分と切り分けているところを見てみると、徐々にケーキが小さくなっていくところを見ることができます。

その時に「2分の1だね。4分の1だね。」というように、声をかけてあげてください。

丸いものだけでなく、ロールケーキや、ようかん、カステラのような長細いものを切るときにも分数を意識することはできますね。

「まずは2分の1にするね」(あえて半分とは言わずに、2分の1と言ってみましょう)

次に、その半分をまた半分にしてみます。その時にも「2分の1を、2分の1にすると…。4分の1になったね!」

小学校中学年のお子さんならば、自分で切らせて4分の1を実感させてあげてください。

具体的な物を抽象的な数に結びつけて考えられるように、日々の生活の中で意識してみましょう。

学習の取り組み方で大切なポイントは、楽しくできること。


日常生活の中で「算数」を意識しながら生活してみてください。

子どもにとって大切なことは、早く正確に計算できることではなく、日常生活の中で算数の知識を生かせるようになることです。

日常生活の中で数を意識しながら、お母さんや先生の言葉かけと働きかけを心がけてみてください。


それでは、また。


今日もありがとうございました。


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