櫻田武です。
先日ここで子供たちをゆさぶるための方法の一つとして、「絵を描かせる」方法があるということをお知らせしました。
メッセージをいただきましたので、シェアいたします。
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いつもたくさんの学びをありがとうございます。
さて、本日のメールで、「ゆさぶる」ために、「絵を描かせる」という話で思わず筆を執らせていただきました。
私は今、算数専科として、2年生の算数を担当していますが、私学ということもあり、2年生ですでにいろんなことを塾や教材などで知っている子がほとんどです。
ですが、それは、「わかったつもり」になっている子が多いです。
たとえば、足し算や引き算の文章問題について、あてはまるテープ図を選ぶ問題では、半分くらいの子が間違えます。
自分で描こうとすると、できる子はさらに減ります。
しかし、カラーテストではしき・こたえをだいたいの子が書いてとけています。
授業で、いろんな理由や考えを出させていますが、カラーテストでは、確実な立式と計算が求められます。
他の理科や社会国語では、カラーテストで「理由」を問う問題が必ずといっていいほどあります。
算数は答えを出せばよいという意識が強いのではないかと思います。
そうしたときに、算数の授業の中で、子どもの思考をみとり、鍛えるために、櫻田先生がおっしゃってる「アウトプット」がとても重要だと思います。
その一つが、「図や絵にできる」「図解を使って説明できる」ではないかと思います。
子どもたちに何をさせ、何を学ばせるか、教師の教材と教科への深い理解が不可欠だと感じております。
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全国でも有名な私学の先生からの貴重なメッセージでした。
「算数は答えを出せばいいという意識が強い」という言葉は、実は先生たちにもあるのではないかと思うことがあります。
算数は「考える」教科です。
ぜひ皆さん、この本、読んでみてください。
・「数学的に考える力をつける本: 本質をつかむ 考えがまとまる 説明上手になる 」(知的生きかた文庫)深沢 真太郎
メッセージありがとうございました。
それではまた。
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