櫻田武です。
「あなたの良いところを10個書いてください」と言われたら10個書けますか?
全く思い当たらない方は「良いところがない」のではなく、考え慣れていないのです。
その結果として、分かりやすい一般的な基準のみ考えてしまい、スポーツもそこそこだし、学歴も上には上がいるしと思ってしまいます。
しかし、その基準だとほとんどの人の「良いところ」はなくなってしまいます。
あなたも、あなたの受け持っている子供達も、良いところがない人なのでしょうか。
子育て科学アクシススタッフの上岡勇二さんは、「良いところとは、『なりたいもののためにあなたがすでにできていること・やっていること』としましょう」と言っています。 「生活費を稼ぐために、遅刻せずに仕事に行っている」も良いことですし、子供が健康に過ごせるように、炊事・洗濯をしている」も良いことです。 子供達も同じです。
・学力を身に付けるために学校に休まず行っている
・健康のために給食を残さず食べている
・クラスのために係の仕事をしている
などを言葉にして伝えればいいのです。
「できて当然だから」と褒めることをためらう人がいます。
褒める・認めるとは、おだてたりおべんちゃらをいっているわけではありません。
山登りで言うならば、「スタート地点にいるのではなくて、◯合目に君はいるんだよ」と伝えてあげることです。
それに気付けることで「自分はここまで登ってきたんだと思え、その達成感から自分に自信を持ち、もう少し登ろうともう一歩を踏み出せます。
自分を認められれば、他人を認めようという気持ちが育ち、お互いに良いところを伝え合える関係になります。
さあ、褒める練習をしましょう。
とりあえず、目の前のモノの良さをできるだけたくさんあげてみましょうか。
鉛筆の良いところは・・・
スマホの良いところは・・・
それでは、また。
今日もありがとうございました。
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褒める練習ということでこちらにアウトプットします。
①ほぼ日ごはんを残さず食べる
②嫌なことを相手にはっきり伝えられる
③毎日体をたくさん動かしている
④遊ぶときの集中力がすごい
⑤新しいことをやりたがる
⑥早寝早起き朝ごはんの習慣がついている
⑦ご機嫌で過ごせることが多い
⑧何でも楽しそうに取り組む
⑨最近片付けを覚え始めた
・生きているだけで尊い
1歳の息子の良いところを考えてみました。
大人にはさもないことに思えても、人生レベル1の息子にとっては一つ一つが挑戦で冒険なんだよなあと感じます。
小学生も途中までは人生レベル1桁だし、生きてるだけて褒めてあげたいです。