櫻田武です。
これまでの学習指導要領では、具体的な言語活動ができるかどうかに力点をおいて指導事項が示されていました。
これに対して、新しい学習指導要領では、目に見える活動ができたかどうかということよりも、様々な言語活動を通して何ができるようになり、何が分かったのかに力点が置かれています。
そして、子供たちが自ら課題に取り組み、友達や先生と対話を重ねながら、自分の言葉で課題や学習対象がもつ意味や価値について深く追求しようとするところに真の学力があるという意識に変わっています。
その場合、見かけの活動が上手にこなされたかどうかは、問題ではありません。
むしろ、話し合おうとしたがうまく進まなかった、意見文に取り組んだがまとめきれなかった、筆者の言いたいことがよく分からなかったという経験が重要となってきます。
これらのうまくいかなかった経験から、何が自分の課題なのかを自覚し、何を学んで、そして次にはどうなっていればよいのに気付くことが、新しい言語活動の目指す姿となります。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
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CMです。
小貫先生のお話が無料で聞けます。
櫻田もシンポジストとして参加します。
「第10回あきたの教師力高度化フォーラム」
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日時: 令和2年9月27日(日)13:00~16:40
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*櫻田オススメの本
・坂の上の坂ー30代から初めておきたい55のことー
藤原和博
・時間投資思考ー時間が増えれば人生が変わるーロリー・バーデン
・脳科学マーケティング100の心理技術ーロジャー・ドゥーリー
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