
櫻田武です。
今日は、話を聞くことが苦手な発達障害のある子供への支援について、3つ紹介します。
1 態度で判断するのではなく、内容がわかっているかどうか、本人に確かめます
ADHD、ASDの児童は、多動傾向にあって、落ち着いていないように見えて、実は話を聞いていることがあります。
態度がどうあれ、聞いて理解していたのなら、認めてほめます。
聞くことに対する意欲を高めるためです。
2 話を聞くときの態度を教えます
ほとんどの人は、自分が話をしているときに自分の方を見てもらいたいと思っている、という事実を伝えます。
話している人の目や顔を見ないと、「話を聞いていない」「やる気がない」「反抗的」と勘違いされ、叱られたりマイナス評価を受けたりするという事実も伝えます。
顔を見て話を聞くことは、相手に対する思いやりやリスペクトを表す重要な態度ですので、繰り返し伝え、育てます。
3 担任の先生や、周りの先生や、進学先の先生にお願いします
・話を聞いているかどうかはなるべく態度で判断しないようにお願いする
・指示した内容が理解できているか、確認してもらうようにお願いする
・顔を見て話を聞く態度を家庭と学校両方で育てていきたいことをお願いする
・どんな態度でもお話を聞けていたら褒める
・目を見てお話をきくことの重要性を伝える
・担任の先生に子どもの特性を伝え理解や協力を求める
それでは、また。
今日もありがとうございました。
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