櫻田武です。
いわゆるブラック企業では、そこで働く社員の自己肯定感の低さにつけ込んで、「責任感」で働かせようとしているそうです。
・私が退職したら、残る同僚たちに負担がかかるから
・私がこの仕事をやらないと、他にやる人がいないから
・ここは私が頑張れば、丸く収まるから
こういった責任感で社員を働かせる企業は、当然ですが長続きしません。
では、責任感がまったく必要ないかと言われると、それも違います。
責任感には、質の高い責任感と、質の低い責任感と2つがあるからだそうです。
質の低い責任感には、チームメンバーの自己犠牲が伴います。
・仕事自体が楽しくない、面白くない……
・フロー(時間を忘れて没頭する感覚)が仕事で得られない……
・というか、やっている最中がとにかく苦痛だ……
・これまでの惰性で、なんとなく続けてしまっている……
こういう自己犠牲の気持ちがあるにも関わらず、責任感で働いてしまっているとしたら、それは質の低い責任感。
では、質の高い責任感は何かと言えば、上記の逆です。
・仕事そのものが、ただただ楽しい
・仕事の報酬が、仕事そのものになっている
・他のメンバーから仕事を任せてもらえて、信頼を感じる
・とは言え、困ったときには周りから助けてもらえる
こういった感情と一緒に責任感を感じるなら、それは質の高い責任感でしょう。
さて、あなたは質の高い責任感の方で働いていると思いますが、重要なことは、あなたがどちらで働いているとしても、それは周りの人になんとなく伝わってしまっている、ということだそうです。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
*わたしが気をつけていることは、「会話量を増やす」ということです。
提出物を返す時に相手がいるなら一言かける、相手がいないならふせんにメッセージをつけるなど…
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この本は、あきたUD会員から教えていただいたのですが、非常に面白かったですねえ。
リモートワーク、ICT教育に一石を投じる内容でもあります。
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櫻田 武
○あきたユニバーサルデザイン研究会代表
○メンタル心理カウンセラー
○上級心理カウンセラー
○特別支援教育士
○秋田大学実地指導講師
○秋田県上級特別支援教育コーディネーター
「日本授業UD学会あきた支部」 https://www.akitaud.com
「sakuradasite」 https://sakuradasite.wordpress.com
「あきたユニバーサルデザイン研究会」https://www.facebook.com/akitaud/
「まなびつうしん」 http://archives.mag2.com/0001608635/
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