【電話相談】#電話相談 #あきたUD #授業のユニバーサルデザイン #日本授業UD学会あきた支部 #特別支援教育 #SDGs #1212
- Takeshi Sakurada

- 10月18日
- 読了時間: 3分

櫻田武です。
先日、電話相談がありました。
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中3の男子生徒です。
通常学級在籍で成績はよく、進学校への進学を考えています。
小学校から発達の偏りについて疑われていましたが、今年の3月に医療機関へ初めて受診しました。
ADHDの診断を受け、服薬もしています。
一番の心配は、物の管理ができないことです。
手に持っていても、ふとした瞬間に意識せずに、どこかに置いて分からなくしてしまいます。
物忘れも非常に多いです。
係や委員会の仕事も、やるべきこと、頼まれたことを忘れてしまいます。
学年は5クラスあるのですが、その調子なので周りの先生方からも理解を得ることが難しく、「ダメな生徒」と思われてしまっています。
今は、周りの子が注意してくれますが、受験での忘れ物や高校生活においても心配です。
どうしたらよいでしょうか。
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急な電話だったのですが、私からは次のようなお話をしました。
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1 その生徒について、特別支援教育コーディネーターや学年主任に相談すること
→特別支援教育コーディネーターは、病気休暇で、代わりに経験の浅い特別支援学級の先生が担任
・学年主任に、「受験で忘れ物をしそうだ」と”受験について”の相談すること(障害特性の話をしてもスルーされることが多い)
2 ADHDという診断を受けているので、保護者の同意を得てから、受験予定の高等学校長に校長先生から「ADHDの生徒が受験予定である」という電話をしてもらうこと
・進学校にはすでにADHDの生徒が入学している可能性がある。受験の配慮申請の情報が得られるかもしれない。
3 忘れ物や過集中に関しては、本生徒のスマホを活用することを勧めてみること
・音声入力、タスク管理、タイマー、写真等、スマホのアプリを活用する
4 今から受験の日程に合わせて、生活を変えてみること
5 個別の指導計画を作成して、スマホ活用にも取り組んでみること
・効果的であれば、配慮申請を行うことができる
6 同じ高校を目指す友達を中心に、本生徒への理解を求め、協力をお願いすること
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あなたなら、どんなアドバイスをしますか。
私にも教えてください。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
<UDあきた協賛「講演会」のお知らせ>
講演会の講師は、
博士(障害科学)で、一般社団法人UNIVA理事でいらっしゃる野口 晃菜 氏です。
プロフィールはこちら。https://co-coco.jp/index/akina_noguchi/
最新の日本授業UD学会誌にも野口先生の対談が掲載されていますね。桂先生さすがです。
「インクルーシブ教育のいま〜次期学習指導要領に向けて〜(仮)」として、ご本人がインクルーシブについて思われていること、現在の中央教育審議会で話題になっていること、語っていただきます。
講演はオンデマンド配信も可能です。最新のインクルーシブ情報を感じられるチャンス、ぜひお申し込み下さい。(お申し込みフォームの「その他」に”オンデマンド希望”とお書き下さい。
もちろん、UDあきたの研修は、いつでも参加無料です。
お申し込みフォームはこちら。https://forms.office.com/r/tHFDEjHKJq?origin=lprLink



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