櫻田武です。
ある市では、元校長先生の「教育アドバイザー」が、各小・中学校を周り、授業を一巡して指導してくださっているそうです。
その教育アドバイザーの学校報告の一つをご紹介します。
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授業改善の進み具合を、第1段階「子どもたちの対話型の授業づくり」、第2段階「子どもたちの考えの見取り」、第3段階「子どもたちの考えを生かした深い学び」と考えると、A小学校は第2段階にある。
子どもたちが考えをつなげて発表し合う姿があり、先生方も積極的に机間指導を行なって個々の考えを見取り、子どもたちの考えを丁寧に取り上げて授業を進めている。
今後は、「深い学びにつなげるために子どもたちの考えをコーディネートする」ことが必要である。
しかし、いまだ教師主導のピンポン学習を行なっていて、授業改善の第1段階にも達していない学校に比べれば雲泥の差である。
本市の小中学校では、まだ「対話的」ばかりに目が向き、子どもたちの発表が多ければ満足してしまう学校が多い。
さらなる授業研究によって、「深い学び」に迫るコーディネート力の向上が望まれる。
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皆さんの学校の授業改善の進み具合は、第何段階ですか。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それでは、また。
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櫻田 武
Email: sakurada@herb.ocn.ne.jp joyjoyjb68@gmail.com
○秋田県大仙市教育研究所 所長
○秋田大学教職大学院 実地指導講師
○秋田県学力検証改善委員会委員
○秋田県上級特別支援教育コーディネーター
○秋田県障害児就学審議会委員
○メンタル心理カウンセラー
○上級心理カウンセラー
「日本授業UD学会あきた支部」 https://www.akitaud.com
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