
あきたまなびメールプレミアム【自力思考、集団思考】#授業のユニバーサルデザイン #自力思考 #集団思考 #0203
櫻田武です。
私もよく授業中に「はい、では考えてください。」と言いましたけれども、そもそも物事を全く考えていない時間というのがどれだけあるのか、と思ってしまいます。
だから、問題を見た瞬間から「自力思考」は始まっているわけです。
本日は、外山先生のお話を。
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新しいことを考えるのに、全て自分の頭から絞り出せると思ってはならない。
無から有を生ずるような思考などめったに起こるものではない。
すでに存在するものを結びつけることによって、新しいものが生れる。
しかしまったく何もないところにインスピレーションが起こるとは考えられない。
さまざまな知識や経験や感情がすでに存在する。
そこへ一人の人間の個性が入っていく。
すると、知識と知識、あるいは、感情と感情とが結合して、新しい知識、新しい感情を生み出す。
ものを考えるに当って、あまり、緊張しすぎてはまずい。
何が何でもと焦るのも賢明ではない。
むしろ、心をゆったり自由にさせる。その方が面白い考えが生れやすい。
(「思考の整理学」 外山滋比古)
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それではまた。
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