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執筆者の写真Takeshi Sakurada

【ユニバーサルデザインの授業づくり】#ユニバーサルデザイン #バリアフリー #授業のユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザインの授業づくりについては、単に「わかって、できて、楽しい」ではなく、わたくしは授業をとおして学級経営の充実も行うべきだと思っています。


だから、櫻田の目指すユニバーサルデザインの授業づくりのテーマは、「みんなでわかって、みんなができて、みんなHAPPY!」です。


授業がわかって、できて、楽しい途中に「みんな」があります。


「みんなでわかって」は「みんながわかって」とは違います。


「みんなでわかって」は、「みんなが友達や先生と対話することをとおして」という意味で、「それぞれ一人ひとりが誰ともかかわらずで解決して結果としてみんながわかって」という意味でないことを表しています。


その結果として「みんなが一人の力でもできて」につながります。


その結果として、教えた友達も、教えられた友達も、クラスみんながHAPPYになるという意味です。


そして、「楽しそうな課題があるからわかって、できる」に繋がるのではなく、「わかって、できたから楽しい」という、学ぶことを楽しむという意味でテーマの順番を考えています。


実は、櫻田の目指すユニバーサルデザインの授業は、とてもキツイのです。


なぜなら、45分間で全員ができないと目標達成ではないからです。


ここは決して譲りません。


特に、できない子より、できる子にとって厳しい。


なぜ今日は全員が評価問題を合格できなかったのか。。。。


自分一人ができることだけを考えていたら、クラス全員が評価問題○に至るのは、簡単ではないのです。


わかる子はわからない子に分かるように教えなくてはいけません。


それでも、毎日毎日みんなの力でわかるように、みんなができるように努力し続ける、その過程で子供たちは弱みを友達にあずけ、強みを生かす「チーム」となっていきます。


櫻田がかかわった、プレゼンで話した「あの」クラスでは、1年間で評価問題全員正解は「たったの2回」です。


今日こそはと思うような問題でも、一人ミスをしたりするんです。

でも、毎日努力し続けることで、その一人をけなしたりすることはなくなります。

学級経営の充実が、より学び合いの充実につながっていきます。


「たった2回」ですが、全員が合格した時の、あの子供たちの心から湧き出る歓喜の声。


いつか(いつになるのかわかりませんが)現場に戻ったら、ぜひまた聞きたいと思っています。



それでは、また。


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櫻田 武 

Email: sakurada@herb.ocn.ne.jp

○秋田県大仙市教育委員会 指導主事

○秋田大学教職大学院 実地指導講師

○秋田県上級特別支援教育コーディネーター

○メンタル心理カウンセラー

○上級心理カウンセラー

「あきたユニバーサルデザイン研究会」https://www.facebook.com/akitaud/

「まなびつうしん」 http://archives.mag2.com/0001608635/

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