櫻田武です。
子どもたちが、学校のルールを守れない理由は簡単です。
それが先生方から一方的に押し付けられたルールだからです。
先生たちが、学校のさまざまな目標を達成できない理由も同じです。
学校であろうが先生であろうが子どもたちであろうが、組織が抱える根本的な問題のひとつは、人は他人が決めたことには身が入らないということです。
毎年、学校では、教職員目線で子どもたちや学校体制を評価、保護者目線で子どもたちと学校体制を評価するはずです。
校務分掌の担当ごとの会議を行い、データを見ながら問題から仮説を立て、具体的な行動を年間計画に落とし込みましょう。
目の前の子どもたちは毎年成長しているのですから、もう達成されている無駄な目標はカットし、必要な目標だけにしましょう。
その目標を頭に入れながら、子どもたち自身に自分たちの問題点を挙げさせて目標を立てさせ、児童会や学級において、時間を区切って評価目標を立て、そのための作戦を決めましょう。
もう一度繰り返します。
人は他人が決めたことには身が入らないということです。
これが、原則です。
それでは、また。
今日もありがとうございました。
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