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執筆者の写真Takeshi Sakurada

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櫻田武です。


自己啓発書をいろいろと読むと、3の倍数で「21日間続けると習慣化する」と書いてあることが多いです。


あなたの実感としてはいかがでしょうか。


しかし、この21日という数字には、どうも科学的な根拠はないらしいのです。


この21日という日数を最初に言い始めたのは、形成外科医のドクター・モルツではないかと言われていますが、そこに根拠はないらしいのです。


では、一体何日あれば習慣化するのでしょうか?


世界No.1コーチ、アンソニー・ロビンズは、セミナーで「10日間チャレンジ」と言ったらしいのですが、たった10日でいいのでしょうか。。。。


「習慣化する内容の難易度によって変わる」がどうやら今の所の正解のようです。


ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで行われた研究で、96人のボランティアの習慣化に必要な日数を調べた論文があります。


この研究では、水を毎日飲むという非常に簡単な習慣でさえ、習慣化に平均20日かかるということが明らかになりました。


一方で、腹筋50回をするなど、少し難しめの習慣になると、実験の期間である84日以内で習慣化できませんでした。


この論文は、習慣の難易度が上がれば上がるほど、習慣化にかかる日数が長くなることを示唆しています。


もっとも短期間だった人でも習慣化には18日もかかり、もっとも時間がかかった人にいたっては習慣化に254日もかかったようで、習慣にするまでの期間の平均は66日でした。


また、この論文で明らかになったのは、習慣化していく過程において、1日くらい、やらない日があったとしても習慣化の成功率にはさして影響がない、という事実です。


(「1日練習を休むと、同レベルまで戻すのに3日かかる」と、その昔きつーく指導されましたが、監督の根拠はどこからだったのか。。。w)


だから、習慣化したいことがあったら、最低2か月(66日)以上は腰をすえて、コツコツとやっていきましょうね。


コツコツとやり続けて、やるべきことを習慣化できた人だけが人生を変えられることは、先人・先輩たちを見れば明らかなことですから。


それでは、また。


今日もありがとうございました。

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