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執筆者の写真Takeshi Sakurada

【モンテッソーリのメッセージ】#モンテッソーリ #授業のユニバーサルデザイン #焦点化 #一時に一事の原則 #0224



櫻田武です。

ADHDの子供たちは、ワーキングメモリ(作業記憶)のキャパシティが小さいと言われています。

「教科書を出して、32ページの4番をやりなさい」と一気に言われても、「え?先生、どこやるの?」となりがちです。

先生の指示をさらに焦点化して分けると、1つの指示のように見えて「教科書を出す」「32ページを開く」「4番をやる」と、3つの指示が入っています。

「一時に一事の原則」という言葉があります。

授業のユニバーサルデザインにおける大事な原則ですね。

実は、モンテッソーリが提唱している6つの方法が、ユニバーサルデザインの授業づくりと重なります。

その方法は、

1 子どもがやりたがっている活動を一つだけにする

2 その一つの活動を構成している諸部分を分析する

3 必要不可欠の部分だけを取り出して、ゆっくり、はっきり、順序立てて行う

4 その行為を子どもの前で「して見せる」

5 「して見せる」とき、言葉を添えないで黙ってする。つまり、言葉と動作を離す。

6 して見せた後に、簡単に言葉で説明する

(「親子が輝くモンテッソーリのメッセージ ―子育ち・子育てのカギ」相良敦子)

まさに、焦点化、視覚化、共有化だと思いませんか。

ぜひ上記6方法を試してみてください。

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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