「Win-Win」と「相乗効果」について~自立を超えて、共に成長するために~ #あきたUD #授業のユニバーサルデザイン #日本授業UD学会あきた支部 #特別支援教育 #SDGs #SENS秋田支部BY
- Takeshi Sakurada

- 9月21日
- 読了時間: 3分

櫻田武です。
みなさんは「Win-Win」という言葉を聞いたことがあると思います。これは、相手と協力し、お互いに利益を得ながら関係を築くことを意味します。そこから生まれるのが「相乗効果」です。
相乗効果とは、1+1=2 ではなく、1+1=3以上になること。つまり、一人では成し得ない成果を協力によって生み出すことです。
学校でも同じです。一人の力で子どもを育てることはできません。学級担任、専科の先生、事務職員、養護教諭、支援員、保護者…多くの人が関わってこそ、一人の子どもの成長につながります。
「自立=成功」という思い込み
社会では「早く自立しなさい」「何でも自分でできるように」という言葉をよく耳にします。確かに、自立は大切です。しかし「究極の自立=究極の成功」という考え方は、実際の成功の世界では当てはまりません。
どれだけ力のある人でも、一人でできることには限界があります。たとえば、プロ野球選手のイチロー選手や、世界的作家のJ.K.ローリング氏も、多くのスタッフや仲間の支えによって成果を上げてきました。
つまり、「成功」は「自立」だけでなく、「協力の仕組み」を持つことで初めて実現するのです。
教育の現場に置き換えると
私たちの学校現場にも同じことが言えます。
一人で抱え込む先生
どんなに熱心でも、仕事が増え、疲弊してしまいます。
協力し合える先生
互いの強みを生かし合い、より良い授業や学校経営につながります。
例えば、ある先生が授業のアイデアを出し、別の先生が教材研究を手伝い、さらに他の先生がICTを使った工夫を加える。このように異なる力を組み合わせることで、一人では思いつかない授業が実現します。
「違い」を尊ぶこと
『7つの習慣』の中で大切にされている考えに「相違点を尊ぶ」というものがあります。これは「自分と違う意見やスキルにこそ価値がある」と捉える考え方です。
人はどうしても、自分と似た考えを持つ人に安心感を覚えます。しかし、それだけでは新しい価値は生まれません。むしろ、自分と異なる視点を持つ人と協力することで、これまでにない成果が得られるのです。
学校で言えば、若い先生とベテランの先生、担任と専科、養護教諭と管理職など、それぞれの違いを尊重し合うことが「相乗効果」を生みます。
まとめ
「自立=成功」という考えにとらわれず、他者と協力してこそ大きな成果が生まれる。
「誰と取り組むか」が成果を大きく左右する。
「違い」を尊ぶことが、相乗効果の出発点となる。
子どもたちに「みんなで力を合わせよう」と伝えるのと同じように、私たち職員も Win-Winの関係づくりを意識しながら、協力し合える学校づくり を進めていきたいと思います。
次の研修や職員室での話し合いの際には、ぜひ「違いを尊ぶ視点」から意見を出してみてください。それが、学校全体の成長につながります。
<櫻田の推し本>
ずっと読みたい読みたいと思ってやっと読みました。発行から9年も経つのねw。めちゃ面白かったです。この勢いで続編も全部読みますw。
・サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福 / (河出文庫) 文庫 – ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳)
・サピエンス全史 下: 文明の構造と人類の幸福 (河出文庫) 文庫 – 20ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田 裕之 (翻訳)
この本は、怖い。現実はこうなのか、とショック。
・ルポ 誰が国語力を殺すのか (文春文庫 い 73-4) 文庫 – 2025/7/8



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