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【ヴィゴツキーの発達の最近接領域】#ヴィゴツキー #授業のユニバーサルデザイン #学び合い #対話的 #0302


櫻田武です。

ヴィゴツキー(Vygotsky,L.S.)は次のような理論を唱えました。

子どもはまず親や教師・仲間などに教えられたり、ちょっとしたヒントをもらったり、模倣をしたりしながら、新しい問題に対処するが、やがて自分だけでそれをやり遂げることができるようになってゆく。

まったく解決不可能な水準と、独力で解決可能な水準の間に、子ども発達の潜在領域である、他からの援助があれば解決できるという水準が必ずある。

これは「ヴィゴツキーの発達の最近接領域」と言われています。

この「発達の最近接領域」〜「他からの援助があれば解決できる」という部分を授業で大切にしたい、と私は思っています。

まったく解決不可能な水準と最初は思っても、他からの援助があれば解決できるという経験を多くすることで、主体性やチャレンジ性が高まっていくと思うからです。

「他からの援助」とは、もちろん「友達」が望ましいです。

この経験をたくさん生む場所は、もちろん「学校」の「学級」が望ましいです。

だから、たくさんの聞き合い、話し合い、教え合い、学び合いの時間を取るようにしていました。

誰でも「他からの援助があれば解決できる」のです。

興味のある方は、私の授業VTRをみてください。

それでは、また。

今日もありがとうございました。


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櫻田 武


○秋田県大仙市教育研究所 所長

○前秋田県大仙市教育委員会教育指導課 指導主事(特別支援教育)

○秋田大学教職大学院 実地指導講師

○秋田県学力検証改善委員会委員

○秋田県上級特別支援教育コーディネーター

○秋田県障害児就学審議会委員

○メンタル心理カウンセラー

○上級心理カウンセラー

「日本授業UD学会あきた支部」 https://www.akitaud.com

「あきたユニバーサルデザイン研究会」https://www.facebook.com/akitaud/

「まなびつうしん」 http://archives.mag2.com/0001608635/

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