top of page

【学習性無力感】#学習性無力感 #あきたUD  #授業のユニバーサルデザイン #日本授業UD学会あきた支部 #特別支援教育 #SDGs #1023


櫻田武です。


心理学における有名な、「犬に対する非道な実験」をご存知ですか?


これは、マーティン・セリグマンという心理学者が行った、犬に電気ショックを与える実験です。


Aグループの犬は、ボタンを押せば電気ショックを止められるような状態の部屋に入れて、電気ショックを与えます。


当然、Aグループの犬はボタンを押して、電気ショックを止めます。


Bグループの犬は、どうあがいても電気ショックから逃れられない状態で、電気ショックを与えます。


もちろん、Bグループの犬は電気ショックを受け続けるしかありません。


Cグループの犬は、何もしていませんでした。


つまり、何も学んでいない状態です。


そして、A、B、Cグループの犬を、別の部屋に移します。


その別の部屋は、ボタンが用意してあって、ボタンを押しさえすれば、電気ショックをとめられる、という状態になっていました。


つまり、Aグループがいた部屋と同じ条件です。


そして、電気ショックを流したのです。


その結果はどうなったと思いますか?


AとCの犬は10回中8回は電気ショックを止めたのですが、Bの犬は10回中3回しか、電気ショックを止められなかったのです。


つまり、現状を変えようとしても、現状を変えられないという「無力感」を何度も「学習」すると、現状を変えることをあきらめてしまうのです。


この心理のことを、マーティン・セリグマンは、「学習性無力感」と名づけました。


これは犬だけの結果でしょうか。。。


私たち人間にも当てはまりそうです。


現状を変えようとしても現状を変えられないという「無力感」を何度も「学習」すると、人間も、現状を変えようとしなくなるのです。


そして、この「学習性無力感」こそが、自己啓発の本などでよく言われる、「心のブレーキ」の正体の1つです。


もし、現状を変えようとしない人がいるのだとすれば、それはもしかしたら、「学習性無力感」なのかもしれない、ということです。


私は、全ての人には、自分の現状を変える力があると信じていますし、だからこそ、教育に関する仕事に取り組んでいます。


それでは、また。


今日もありがとうございました。


>>>>>>>>>>>>>


◆今回の櫻田の推し本


「捨てられる教師 AIに駆逐される教師、生き残る教師 (SB新書)」・・石川一郎 (著)


 
 
 

最新記事

すべて表示
【テストの点数を上げるのは簡単】

櫻田武です。 教育委員会指導主事時代から今でも思っていることがありまして それは、「テストの点数を上げるのは簡単」だということです。 え?と思うかもしれませんが テストに出る問題が分かって、解き方が分かって、正解が分かったら、テストの点数は上がります。 単純なことです。 テストの点数が悪いのは、テストに出る問題が分からなくて、解き方も分からなくて、正解も分からないからです。 勘のいい先生は、この話

 
 
 
【「トレードオフ」って子どもにも伝えたい】

櫻田武です。 大学の同期で、現在は福島県で校長(以下福島)をしている友達がいます。 東北連小秋田大会で久しぶりに会いまして、それがきっかけでもう一人の大学同期(秋田)の校長とオンラインで飲みながら教育について語りました。 まあ、福島は、秋田のことを「すごいなあ、すごいなあ」というわけです。 その一つが、「全員の先生が年に1度は自分の授業を公開すること」「その授業についての授業研究会で県や市の指導主

 
 
 
【指導助言から】

櫻田武です。 今年度も特別支援学校の研究に楽しくお手伝いさせていただきました。 そのまとめの授業研究会での記録もいただきましたので、その中から、私の指導助言をここでシェアいたします。 (1)単元の設定の大切さ  椅子に座って考える時間が長かったが、3人の生徒が説明文を考えて表現する姿を見た。後半、INさんの集中力が切れかかっていたがそれでも粘り強く活動していた。これまでの先生方の積み重ねがあったと

 
 
 

コメント


  • White Instagram Icon

© Copyright 2023 by Springfield School. Proudly created with Wix.com

Contact Us

Address

Tel: 090-2020-7578

Email: info@akitaud.com

​秋田県大仙市大曲須和町1丁目6-58

bottom of page