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【毛筆習字の出来栄えは、指導者の力量に相関する】

櫻田武です。

タイトルの言葉は、私が言ったわけではなく、日本教育新聞のコラム欄の言葉です。

「毛筆習字の出来栄えは、指導者の力量に相関する。習熟された学級と子どもの勢いに任せた学級では差異が生じる。小欄は千校以上の習字を見たが、学校間の格差も大きい。」

結構強気だなあと思いましたが、地域の教育研究会の「書写研究会」に属していたこともある私も、「多分にそうだ」と思っています。

その書写研究会も会員が減って、審査するのが大変になり、夏の席書会審査と冬の書き初め審査にお手伝いに行ってきました。

久しぶりに子どもたちの作品を見て、感動してきたところです。

特に「特選」に選出される素晴らしい作品は、感動という一言で表せないくらい、心が動いたんですねえ。(歳とったのかもしれません。若いときの審査では、それほどでもなかったのでw)

私、書写研究会では2回公開授業を行っています。1回目は4年生、2回目は1年生。

特に1年生の硬筆の授業では、「右払い」を体感させるために、「毛筆の小筆」をツールとして使って賞賛されたことを覚えています。毛筆の右払いは、ただ右に筆を動かすのではな

くそこに筆の上下運動が関わってきますから、小筆でその感覚を体感させてから、鉛筆で書かせると、1年生の子どもたちの右払いが変わるわけです。

思い出は「小筆を使う」にたどり着くまでの悩みの方でもあります。(粘土に指で書いたら?)(パン生地はどうか?後で焼いてもらって右払いパンとかおもしろそう!)実際に同級生のうちのパン工場に相談しにいったら、社長の同級生お父さんに給食に提供する工場の厳しさ(髪の毛とか針金とか、細心の細心の注意を払っているのに……みたいな話)について聞かされたり、まあ、楽しかったなあとw


せっかくなんで、私の書写授業の1単位時間の概要を思い出しながら話します。


1本日のテーマの確認(例えば、「画の方向」左払いの方向とか)

2試書(試し書き)

3自己批正(試し書きに手本と比較した修正点を赤ペンで書く)

4自分の課題決定

5全体のめあて決定(各個人の課題から、テーマをふまえてみんなで決定)

6練習

7学び合い

8まとめ書き(清書)

9全体のまとめ

10ふりかえり(試書と比較して)・他者からのコメントも


こんな感じだったと思います。

(私のUD算数授業と同じなんですよね。2・3で問題と出会い4で課題発見5めあて決めて、課題解決を自分とみんなで学び合って行い、9次から使える、応用できるアイテムを言葉でまとめ、10ふりかえり。これ人生も同じ。)

書道じゃなくて書写なので、美しい文字(美しさはいろいろあるけど、ここでは手本の文字)は、科学的に分析して書けます。

体育と同じで「できる」ことによって、自己肯定感も上げられます。

まあ、道具の扱いや準備後片付け、パーソナルスペースの狭さなんかがADHDの子どもたちにとっては、バリア厚いところがありますけれどw

その辺のオモシロ話はまた今度。

それでは、また。


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

◇櫻田の推し本


「学級経営11の武器:応用行動分析学で子どもが変わる」 河村優詞


特別支援教育に携わって、国立特別支援教育研究所で応用行動分析を学んだときに「これを通常学級に、授業に、生徒指導に、学級経営に生かせばいいじゃん!」と感動したのを覚えています。

この本は、そのヒントを分かりやすく教えてくれます。

あなたの見方・考え方を広げ深めてくれる1冊だと思いますよ。

ぜひ、読んでください。


 
 
 

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