【S.E.N.S秋田支部事例検討研修会】
- Takeshi Sakurada

- 1月26日
- 読了時間: 2分
櫻田武です。
24日の土曜日に、標記の研修会が行われました。
会員から児童生徒の事例をあげていただき、「1 困難の要因は何か」「2 考えられる支援は何か」について、グループで話し合い、発表し、アドバイザーからコメントをいただくという研修会です。
アドバイザーは、山田充先生。
現在、大阪市教育委員会のインクルーシブ教育推進室で通級指導アドバイザーを務めており、特別支援教育士スーパーバイザーの資格もおもちです。
山田先生から指導していただいたことは、まずは、話合いをしっかりと2つに分け、「要因を話し合うときに、絶対に支援の話はしない」こと、でした。
なるほどなあと勉強になったのは、「私(山田)は、検査結果は、最後に確認する」ということ。
どちらのグループ発表でも、最初に「FIQ67で認知に困難がある」という要因が出されましたが、山田先生はこう話されました。
検査は今の実態だけであって、困難の要因はもっと昔からあるかもしれない。だから、生育歴から丁寧にエピソードを見ていく必要がある。すると、ASDの特性や対人に対する不安の強さが垣間見られる。ということは、検査の数値は本人の能力より低く出ている可能性が高い。なぜなら、検査中に不安を感じて自分の能力を発揮できないと考えられるからだ。
「2 考えられる支援は何か」では、どちらのグループからも支援のアイディアが出されました。山田先生からは、支援の方向を決めることについてアドバイスをいただきました。
つまりは、たくさんの支援の中から、何を一番に考えて支援するかということです。
今回の場合、山田先生は「不安を軽減すること、情緒の安定」を第一に考えると話されました。
一人の事例検討でも、話し合うことで、いろんな見方・考え方に触れられて自分の視野や思考が広がります。今日の研修会が行われたことが、先生や生徒さんのウェルビーイングにつながることを祈ります。
それでは、また。


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◇櫻田の推し本
「学級経営11の武器:応用行動分析学で子どもが変わる」 河村優詞
特別支援教育に携わって、国立特別支援教育研究所で応用行動分析を学んだときに「これを通常学級に、授業に、生徒指導に、学級経営に生かせばいいじゃん!」と感動したのを覚えています。
この本は、そのヒントを分かりやすく教えてくれます。
あなたの見方・考え方を広げ深めてくれる1冊だと思いますよ。
ぜひ、読んでください。
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